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産後の肩こりとは

出産後、多くのママが経験するのが肩こりです。妊娠中から続く体の変化に加え、授乳や抱っこ、家事などで肩や首に負担がかかりやすくなります。特に産後はホルモンバランスの変化や睡眠不足が影響し、筋肉の緊張が強まり、肩こりが慢性化しやすくなります。
産後の肩こりの原因
授乳や抱っこによる負担
長時間の授乳や抱っこで前かがみの姿勢が続き、首や肩に負担がかかる。
骨盤のゆがみや姿勢の変化
出産による骨盤の歪みが影響し、体のバランスが崩れることで肩こりを引き起こす。
ホルモンバランスの変化
産後のホルモンバランスの変化により、筋肉の緊張や血行不良が起こりやすくなる。
ストレスや疲労の蓄積
育児による睡眠不足やストレスで自律神経が乱れ、筋肉がこわばりやすくなる。
こんなお悩みありませんか
- ・授乳や抱っこをしていると肩や首がガチガチにこる。
- ・肩こりがひどくなると頭痛やめまいを感じることがある。
- ・腕や指先にしびれを感じることがある。
- ・夜中に何度も起きるせいか、疲れが取れず肩が常に重い。
関連症状
腰痛
姿勢の崩れから腰にも負担がかかりやすくなる。
頭痛
肩こりが悪化すると血流が悪くなり、緊張型頭痛を引き起こす。
手のしびれ
肩こりが悪化すると神経が圧迫され、手や指先にしびれが出ることも。
セルフメンテナンス
姿勢の改善
- ・授乳時はクッションを活用し、前かがみになりすぎないようにする。
- ・抱っこする時は背筋を伸ばし、片側だけに負担をかけない。
軽いストレッチ
- ・肩甲骨を回すストレッチを1日数回行い、筋肉をほぐす。
- ・両手を組んで上に伸ばし、肩周りをリラックスさせる。
血行を良くする
- ・入浴や蒸しタオルで肩を温める。
- ・水分をしっかり摂り、血流を促す。
休息をしっかり取る
- ・短時間でも休める時間を作り、リラックスを心がける。

産後の肩こりは、頑張りすぎている毎日の中で、少しでも自分の体への負担を減らす時間を持つことで、軽くなることがあります。しかし、長期間続く肩こりや痛みが強い場合は、専門的なケアを受けることも大切です。ママこケアでは、産後のママのためのケアを提供し、肩こりや体の不調をサポートしています。無理せず、一度ご相談ください。

- 監修者
- ミツカル接骨院 院長
- 𠮷原 幸治
高校卒業後、柔道整復師国家試験に合格し、1年後にははり師・きゅう師国家試験に合格。有限会社やまがたに入社後、静岡県東部の接骨院、静岡市内接骨院に勤務し学園みずほ接骨院で院長を経験後、2022年3月にMARK IS 静岡にてミツカル接骨院を開院。現在は接骨院にて接骨業だけでなく鍼灸施術、ちびっこはり(子ども向け)と幅広い施術を行う。
- 保有資格
- 柔道整復師、はり師・きゅう師、認定卒後臨床研修指導柔道整復師認定、ちびっこはり勉強会修了