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産後の不眠とは

産後、多くのママが不眠に悩まされることがあります。赤ちゃんの夜泣きや授乳で睡眠が細切れになったり、ホルモンバランスの変化で寝つきが悪くなったりすることが原因です。寝不足が続くと、体力や精神的な余裕がなくなり、育児や家事にも影響を及ぼしてしまいます。
産後の不眠の原因
夜間の授乳や赤ちゃんの夜泣き
産後は赤ちゃんの授乳間隔が短く、夜間も頻繁に起きるため、まとまった睡眠がとれなくなる。
ホルモンバランスの変化
妊娠中と産後ではホルモンの分泌が大きく変わり、交感神経が優位になりやすくなる。
ストレスや精神的な緊張
初めての育児や家事の負担、赤ちゃんがちゃんと育っているかという不安が、精神的なストレスとなる。
体の痛みや疲れ
肩こり・腰痛・産後の体の不調が原因で、寝つきが悪くなったり、途中で目が覚めてしまう。
寝る前のスマホやブルーライト
授乳中にスマホを見ていると、ブルーライトの影響で交感神経が刺激され、目が冴えてしまう。
こんなお悩みありませんか
- ・夜、赤ちゃんが寝てもなかなか眠れない。
- ・眠りが浅く、すぐに目が覚めてしまう。
- ・疲れているのに寝つきが悪い。
- ・朝起きてもスッキリしない。
- ・日中、強い眠気や頭の重さを感じる。
関連症状
慢性疲労
睡眠不足が続くと、倦怠感や体力の低下が顕著になる。
自律神経の乱れ
交感神経が優位になり、リラックスできず寝つきが悪くなる。
肩こり・頭痛
睡眠の質が低下すると、筋肉の緊張が抜けず、肩こりや頭痛が起こりやすくなる。
セルフメンテナンス
寝る前のリラックス習慣をつくる
- ・就寝前にスマホやテレビを控え、照明を暗めにする。
- ・軽いストレッチや深呼吸をして、体と心を落ち着かせる。
できるだけ寝る時間を確保する
- ・赤ちゃんが寝ている間に、少しでも横になり体を休める。
- ・家族やパートナーに協力してもらい、まとまった睡眠時間を作る。
睡眠環境を整える
- ・なるべく静かな環境で寝られるようにする。
- ・快適な寝具を選び、寝心地を良くする。
温かい飲み物を取り入れる
- ・カフェインを控え、ハーブティーやホットミルクでリラックスする。
- ・白湯を飲むことで、体を内側から温めて入眠しやすくする。

産後の不眠は、多くのママが経験するものですが、無理をせず休める時間を確保することが大切です。パートナーや家族の協力を得ることも大事です。体調を整え、心をリラックスさせることで、少しずつ睡眠の質を改善できます。ママこケアでは、産後の不眠やストレス緩和のサポートを行い、ママの健康をサポートします。睡眠不足を放置せず、無理のない範囲でケアを取り入れましょう。

- 監修者
- ミツカル接骨院 院長
- 𠮷原 幸治
高校卒業後、柔道整復師国家試験に合格し、1年後にははり師・きゅう師国家試験に合格。有限会社やまがたに入社後、静岡県東部の接骨院、静岡市内接骨院に勤務し学園みずほ接骨院で院長を経験後、2022年3月にMARK IS 静岡にてミツカル接骨院を開院。現在は接骨院にて接骨業だけでなく鍼灸施術、ちびっこはり(子ども向け)と幅広い施術を行う。
- 保有資格
- 柔道整復師、はり師・きゅう師、認定卒後臨床研修指導柔道整復師認定、ちびっこはり勉強会修了