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産後の頭痛とは

産後、多くのママが頭痛に悩まされることがあります。妊娠中はホルモンバランスの影響で頭痛が軽減されることが多いですが、産後はホルモンの急激な変化や育児による疲れから頭痛が発生しやすくなります。頭痛の種類には、緊張型頭痛・片頭痛・ホルモンバランスの乱れによる頭痛などがあり、それぞれの原因に合わせた対処が必要です。
産後の頭痛の原因
ホルモンバランスの変化
産後はエストロゲンやプロゲステロンの急激な変動により、頭痛が起こりやすくなる。
肩こりや首こりによる緊張型頭痛
授乳や抱っこで長時間同じ姿勢をとることで、首や肩の筋肉が緊張し頭痛につながる。
睡眠不足や疲労の蓄積
夜間の授乳や育児による寝不足が続くと、自律神経が乱れ頭痛が悪化する。
水分不足
授乳期は体内の水分が不足しがちになり、それが頭痛の引き金になることがある。
ストレスや精神的負担
産後の環境の変化や育児のプレッシャーが精神的ストレスとなり、頭痛を引き起こすことがある。
こんなお悩みありませんか
- ・頭が締めつけられるようにズキズキ痛む。
- ・頭痛がひどくなると、吐き気を感じることがある。
- ・肩や首が凝ると頭痛も悪化する。
- ・目の奥が痛く、光や音に敏感になることがある。
- ・睡眠不足のせいか、朝から頭が重い。
関連症状
肩こり・首こり
筋肉の緊張による血流不足が頭痛を引き起こす。
めまい・倦怠感
頭痛とともに自律神経の乱れが影響することがある。
目の疲れ(眼精疲労)
授乳中のスマホや夜間の育児で目が疲れやすく、頭痛の原因になる。
セルフメンテナンス
姿勢を整える
- ・授乳や抱っこをする際は、クッションを活用し前かがみになりすぎないよう意識する。
- ・長時間のスマホ使用を避け、目や首の負担を減らす。
こまめに水分補給
- ・水やカフェインレスのお茶をこまめに飲み、脱水を防ぐ。
- ・授乳中は特に意識して水分を摂る。
軽いストレッチやマッサージ
- ・首や肩をゆっくり回し、筋肉の緊張をほぐす。
- ・目を閉じて深呼吸し、自律神経を整える。
リラックスする時間を作る
- ・できる範囲で家族に育児を頼み、自分の時間を確保する。
- ・湯船に浸かって体を温め、リラックスする。

産後の頭痛は、ホルモンバランスや育児による負担が原因となることが多いですが、正しいケアを行うことで改善が期待できます。ママの体調が整うことで、育児もより楽しくなります。ママこケアでは、産後の頭痛や肩こり・首こりを改善するケアを提供し、ママの健康をサポートします。つらい頭痛を放置せず、早めのケアを心がけましょう。

- 監修者
- ミツカル接骨院 院長
- 𠮷原 幸治
高校卒業後、柔道整復師国家試験に合格し、1年後にははり師・きゅう師国家試験に合格。有限会社やまがたに入社後、静岡県東部の接骨院、静岡市内接骨院に勤務し学園みずほ接骨院で院長を経験後、2022年3月にMARK IS 静岡にてミツカル接骨院を開院。現在は接骨院にて接骨業だけでなく鍼灸施術、ちびっこはり(子ども向け)と幅広い施術を行う。
- 保有資格
- 柔道整復師、はり師・きゅう師、認定卒後臨床研修指導柔道整復師認定、ちびっこはり勉強会修了