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産後の目の疲れとは

出産後、多くのママが目の疲れ(眼精疲労)を感じることがあります。育児中は赤ちゃんの様子を細かく見る機会が増えたり、授乳中にスマホを見る時間が長くなったりするため、目に負担がかかりやすくなります。また、睡眠不足やホルモンバランスの変化が影響し、目の疲れが取れにくくなることもあります。
産後の目の疲れの原因
スマホや画面の見すぎ
授乳中や夜間の時間を利用してスマホを見ることが増え、目のピント調整機能が疲れる。
睡眠不足と目の乾燥
産後は夜間の授乳などで睡眠が不足し、目の潤いが失われやすくなる。
ホルモンバランスの変化
産後のホルモンバランスの変動により、自律神経が乱れ、目の疲れやピント調整がしにくくなる。
肩こり・首こり
長時間の授乳や抱っこで姿勢が悪くなり、血流が悪くなることで目の疲れが強くなる。
ストレスや疲労の蓄積
育児の緊張やストレスで交感神経が優位になり、目の筋肉が過度に緊張する。
こんなお悩みありませんか
- ・目がしょぼしょぼして、ぼやけることがある。
- ・目の奥が痛く、頭痛につながることがある。
- ・まぶしく感じることが増え、外に出るのがつらい。
- ・目が乾きやすく、目薬をさしても改善しない。
- ・長時間スマホやテレビを見ていると、目がかすむ。
関連症状
頭痛
目の疲れがひどくなると、頭痛を引き起こすことがある。
肩こり・首こり
目の筋肉と首・肩の筋肉は連動しているため、目の疲れとともにこりが発生しやすい。
めまい・倦怠感
目のピント調整機能が低下すると、自律神経にも影響し、めまいや倦怠感が現れることがある。
セルフメンテナンス
目の負担を減らす
- ・スマホやテレビの時間を意識的に減らす。
- ・画面を見るときはこまめに休憩し、遠くを見る時間を作る。
目を温めてリラックス
- ・蒸しタオルを目にのせて血流を促す。
- ・目元のマッサージをして、筋肉の緊張をほぐす。
姿勢を改善する
- ・授乳時の姿勢を見直し、クッションを活用して首や肩への負担を減らす。
- ・座るときは背筋を伸ばし、目と画面の距離を適切に保つ。
栄養補給で目の健康をサポート
- ・ビタミンA(人参・ほうれん草)、ビタミンB群(豚肉・卵)、オメガ3脂肪酸(青魚・ナッツ)を意識して摂取する。
- ・こまめに水分を補給し、目の乾燥を防ぐ。

産後の目の疲れは、育児の負担が影響していることが多いですが、適切なケアを行うことで軽減できます。ママこケアでは、産後の目の疲れや肩こり・首こりを改善するケアを提供し、ママの健康をサポートします。目の疲れを放置せず、リラックスする時間を作りましょう。

- 監修者
- ミツカル接骨院 院長
- 𠮷原 幸治
高校卒業後、柔道整復師国家試験に合格し、1年後にははり師・きゅう師国家試験に合格。有限会社やまがたに入社後、静岡県東部の接骨院、静岡市内接骨院に勤務し学園みずほ接骨院で院長を経験後、2022年3月にMARK IS 静岡にてミツカル接骨院を開院。現在は接骨院にて接骨業だけでなく鍼灸施術、ちびっこはり(子ども向け)と幅広い施術を行う。
- 保有資格
- 柔道整復師、はり師・きゅう師、認定卒後臨床研修指導柔道整復師認定、ちびっこはり勉強会修了