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子どもの姿勢の乱れとは

子どもの姿勢の乱れは、成長過程でよく見られる問題の一つです。スマホやタブレットの長時間使用、勉強時の姿勢の崩れ、運動不足などが原因で、猫背や反り腰、左右のバランスの崩れが生じやすくなります。姿勢の悪化が続くと、肩こりや頭痛、集中力の低下につながることもあります。
子どもの姿勢が悪くなる原因
スマホ・タブレットの長時間使用
前かがみの姿勢が続くと、猫背やストレートネックの原因になる。
勉強時の姿勢のクセ
机に近づきすぎたり、片側に体重をかけることで姿勢が崩れる。
運動不足
体幹の筋力が弱いと、正しい姿勢を維持するのが難しくなる。
重たいランドセルの影響
バランスを取るために無意識に体を傾けることがある。
座り方の習慣
横座りやあぐら、足を組むクセがあると、骨盤の歪みにつながる。
こんなお悩みありませんか
- ・背中が丸くなり、猫背が気になる。
- ・椅子に座るときにすぐに姿勢が崩れてしまう。
- ・立っているときに片足重心になることが多い。
- ・肩や首がこりやすく、頭痛を訴えることが増えた。
- ・集中力が続かず、勉強に身が入らない。
関連症状
猫背・反り腰
長時間の不良姿勢が続くと、背骨のカーブが乱れやすい。
肩こり・頭痛
首や肩に負担がかかり、血行が悪くなることで頭痛につながることがある。
集中力の低下
姿勢が悪いと呼吸が浅くなり、脳への酸素供給が不足しがちになる。
セルフメンテナンス
正しい姿勢を意識する
- ・背筋を伸ばし、あごを軽く引く。
- ・足の裏をしっかり床につけ、椅子に深く座る。
机や椅子の高さを調整する
- ・机の高さが合っていないと姿勢が崩れやすい。
- ・足が床につかない場合は、足台を活用する。
運動を取り入れる
- ・体幹を鍛える運動(プランクやスクワット)を習慣にする。
- ・遊びの中でバランス感覚を鍛える(トランポリンや縄跳びなど)。
姿勢を崩さない工夫をする
- ・スマホやゲームの時間を決め、長時間の使用を控える。
- ・テレビを見るときは、床に寝転がらず、椅子に座るようにする。

子どもの姿勢は成長とともに変化しますが、早いうちに意識することで、将来的な体の不調を防ぐことができます。ママこケアでは、子どもの姿勢改善をサポートし、健やかな成長をお手伝いしています。日々の習慣を少しずつ見直し、良い姿勢を身につけていきましょう。

- 監修者
- ミツカル接骨院 院長
- 𠮷原 幸治
高校卒業後、柔道整復師国家試験に合格し、1年後にははり師・きゅう師国家試験に合格。有限会社やまがたに入社後、静岡県東部の接骨院、静岡市内接骨院に勤務し学園みずほ接骨院で院長を経験後、2022年3月にMARK IS 静岡にてミツカル接骨院を開院。現在は接骨院にて接骨業だけでなく鍼灸施術、ちびっこはり(子ども向け)と幅広い施術を行う。
- 保有資格
- 柔道整復師、はり師・きゅう師、認定卒後臨床研修指導柔道整復師認定、ちびっこはり勉強会修了